年末ロング走① ~おなか一杯200キロ~

久しぶりの投稿。
書くことに燃えるような情熱があるわけでは無いので、一旦間隔があくと、“面倒くささ“が勝ってしまい、投稿を怠けてしまうことになる。
しかし、当ブログはあくまでも「自分への備忘録」。
その道で大成する人必須の「トレーニングノート」「気づきノート」‥まぁ、名前は何でもいいのだけれど、その手のものを一切書かず故に成長しない自分にとって、備忘録くらいは書いておきたい。
そもそも成長を促す以前に、日々流れ去っていく記憶をとどめておくためにも書く必要がある。

そんなわけで、年末にロング走を行いました。
メンバーはいつもの3人(自分、〇井くん、〇ッチー)といつもの国内100マイラー最強女子(の一人)〇原さん。
コースは静岡駅をスタートし100キロ先まで行って帰っての200キロ。
ナゼに100マイルではなく200キロかと言うと‥
◆ 数日前の飲み会にて‥
1. 年末にロング走を行う企画が立ち上がる
2. コースについて議論する
3. 家庭の事情から大みそかの12時(お昼)までの30時間で完走できるコースを考える。(この時点までは100マイルを走る企画)
4. 寒そうだから(実際に大寒波到来)ロードでいいじゃんという話になる。
5. 〇井くんが「ロードで30時間もあれば200キロくらい走れるんじゃね?」と酔った勢いで発言する。
6. ボクも酔った勢いで「いいんじゃない?」と軽く受ける。
7. 酒量もほどほどだがチャレンジ精神の塊で運動限界許容量がはてしない〇原さんが、この発言を真に受ける。

というわけで、100キロ先まで走り、そのまま走って帰ってくることになりました。
グーグル調べでは約100キロ西に進むと浜名湖の“弁天島“というところまで行けるようなので、取り敢えずそこを目指すことにする。

スタートは朝の6時。よりによってものすごく久しぶりの雨降りで、何年振りかの寒波が到来とのこと。
誰のせいだろう?

雨は3時間ほど降り続いたけれど、どうにか止んでその後は順調に‥と言いたいところだが、向かい風がスゴイ!長い距離を走ることには心身ともに耐えられてもずっーーーと向かい風、というのはどうなんだろう?
誰のせいだ?

浜松を過ぎて80キロ過ぎまで来た辺りから日が陰り始めた。日中は心配していたほどの気温ではなかったけれど、陽が陰った向かい風はことのほか冷え込む‥。

寒いし、疲れているし、暗くなってきたし、空腹感はないがオナカは減っている。
こういう状況でポジティブな思考になるわけがなく、「止めるか?200➝160キロに変更するか?いや200➝100キロでもいいぞ。200キロは無いな」などと途中離脱のこと以外思い浮かばない。
しかし、ボソッと口に出すことはあっても堂々と表明することが出来ない。
これは100マイラー最強女子の存在が大きい。

1. 基本的に他人を思いやる優しい人なのだが、自分には厳しい。
2. 前年同時期に東京~長野245キロを走っており、達成可能と普通に考えている。
3. 要するに尊敬に値する女性なわけで、その人を含めたメンバーに弱音全開で途中離脱を切り出すのはわずかでも自尊心があると言い出せない。

というわけで、日が暮れてメチャ寒くなってきた道を浜名湖まで進むことになった。
どうにか弁天島駅まで到着。湖沿いなので向かい風マックス。でもここからは追い風♪だけど疲労もマックス。ここから同じ分だけ走るの‥か?