◆ パルちゃんグルグルとは
最近週末に走るコースのこと。自宅から清水駅の往復がほぼ40キロ。平坦なコースでトレーニング的な要素はあまりない。いつものんびりと音楽を聞きながら走っている。清水駅近くに「エスパルスドリームプラザ」があり、建物の壁面にエスパルスのマスコット“パルちゃん”が描かれている。だから「パルちゃんグルグル」
今回はそのコースを4周して100マイルを達成しようというもの。
普段走っているコースなだけに、疲労したときの気持ちの浮き沈みがどうなるのか興味がある。
◆ 1周目
連休開始前日の夜スタート。予定としては19時間切るくらいが目標。でも、夜なのに暑いなぁ。
今回は一人きりでのチャレンジなので、コンビニ休憩はあまりのんびりせず、淡々と走るつもり。
キロ6分を切るくらいで淡々と進む。暑いから夜なのに水分を欲する。
◆ 2周目
時間帯も深夜に入り少しだけ気温が下がったか？でも暑い。コンビニでスポーツドリンクやらジュースやらを買うけれど、持ちながら走っているうちにすぐぬるくなってしまう。それを飲むことが余計にストレスになる。
ここでたまらずアイス購入。
経験上「coolish」がよい。口栓付きで走りながらでも摂取できるし、チアパック容器なので首筋などに充ててカラダを冷やすことが可能。カラダを冷やしながら程よくアイスが溶けてきたら食べごろ。ランナーに優しいアイスだと思います。2周目の途中からおにぎりで補給開始。結局固形物はあまりとらずとも走ることができた。（合計おにぎり4個、アイス2個）あとはドリンク類で栄養補給。
◆ 3周目
ようやく明るくなってきた。少しペースが落ちてきたが気温が下がっているこの時間帯は比較的走りやすい。
でも、これから日が高くなるにつれ気温は上がってくる。
80キロを超えたし、それなりに疲れてきたけれど不思議と止めたいとは思わない。
これまでの流れから言うと40キロを越えたあたりで先の長さに辟易として「やめようか？」と逡巡してしまう。
80キロあたりだと、それなりに疲労も感じ、さらにこれまでの道程をさらに繰り返すことに対して「止めてもいいんじゃない？」と思ったりもする。
ところが、前回の「GO to 浜名湖」の時も、そして今回も、そういった心境にならない。
ついに自分も一皮むけたということかしら？むしろペースも回復してきたんじゃないのか～？
◆ 4周目
昼近くになり、完全に夏モード。この炎天下に走るなんて「ちびっこはマネしちゃだめだぞ」レベルだ。
途中からぬるくなったドリンクを飲むのが嫌で冷凍ジュースを買い始めた。首筋、脇、などを冷やしつつ、溶けた冷たいドリンクを飲む。でも暑いから30分ほどで飲み切ってしまう。
風が吹いていればまだましなのだけれど、清水駅方面に向かうコースは追い風微風のせいか走っている自分には無風に感じる。日が高くなって日陰もないからもう砂漠で遭難と同じくらいの危険度合い。
たまらず自販機で買ったミネラルウォーターをカラダにかけるが、あまり効果がない。
140キロ走ったあたりでたまらずコンビニ休憩。イートインコーナーで20分ほどボーッとして過ごす。予定からは大分遅れそうだし、この後も走ることが出来るのか疑問。オレ、ゴールは何時になっちゃうのかな？
少し鳥肌がたつくらい涼んだところで再開。
おお？意外と走れる。
これまでとあまりペースも変わらない♪清水駅から折り返したら風も出てきて走りやすくなった。
時間を見ると目標達成できそうだから、頑張って走る。
そしてゴール。18時間45分。暑いのに頑張ったオレ。
久能で暑さにやられた以外はおおよそイーブンペースを保てたし（とは言っても徐々に下がっていった）、補給も少なく済んだ。なによりも気持ちが安定していたなぁ。ここのところ普段走る距離数が増えたから、幾分スタミナがついたのかもしれない。
今度はもうちょっと涼しい時に行うことにしよう。
