ランニング時のオシャレについて

できれば走るときもオシャレな格好をしたいのは、ボクの希望です。

もともとトレイルランニングを始めた要因の一つは、ロードランナーに対するイメージがあったからです。

・ ノースリーブのランニングシャツ
・ きれっきれのランパン
・ ペラッペラのランニングシューズ
・ 鬼の形相で高速移動
・ スピード、筋肉、心肺機能などに異常なこだわりを持つ

どうにも、格好良くない。対してトレイルランニングは‥

・ 響きがオシャレっぽい
・ カラフルなアウトドアブランドのウェア
・ ザックとか付属品がオシャレっぽい
・ 楽しく走る

という印象。まぁ、やり始めてみたら、間違っていたと思われる部分も多々あったのだけれど‥。

しかも、ランニングの世界に足を踏み入れてみると、“オシャレ”は第一義の正義であるとも言えず、“速さ=正義”という価値観も大きな位置を占めていることに気付く。

そうなると、不思議なもので、一見ダサいと思われた「ランパンランシャツペタペタシューズ」が格好良く見えてしまう。
逆に、ナイキのGy〇souとかに身を包んで、颯爽とフル5時間とかいうランナーを見ると「どうなのかな~?」と思ってしまう。

ランニングに関する価値観が、走る前と著しく変わってしまったので、正しい判断が出来ているか非常に不安ではあるが、自分なりにオシャレランを模索している今日この頃。

■ 自分なりのオシャレラン感

・ 原色は避ける。個人的には、白・黒・グレー・ネイビーや中間色がよい。
・ 一般的にはヒザとランパンの間が空いているほど脚長に見える。とは言っても、きれっきれのランパンは避ける。ガチすぎて引かれる可能性が高い。5インチくらいが、バランスが良いんじゃないかな。
・ 脚が色で区分けされてしまうからカーフははかない。(それにボクの敬愛するミニマリズム的ランナーは履いていない面々が多い)同じ論理で長い靴下もはかない。
・ あまりゴテゴテした色のシューズは履かない(足元は目立つから脚が短く見えるし、単に”とっちゃん坊や”になってしまう)
・ ロゴやらイラストやらがやたらと入ったウェアは着ない。子供っぽくなる。(基本的に参加賞Tシャツは着ない、外国のモノと一部の大会を除けば、大概、人にあげたりしてしまう)
・ なるべく季節感を間違えない(寒風吹きすさぶ中での半そで半パン50代は問題が多い気がする)

・ 上記を踏まえたうえで、性能上自分に合ったグッズを選ぶ。

※ 個人的感想です。

■ 今現在のウェア事情

・ ランシャツ:Houdini➔微妙な中間色がヨーロッパっぽい、着心地が良い。ダークトーンも選ぶが、ハチは濃い色に反応するらしいので、暖かい時期にはペールトーンのウェアを着ることが多いかな。
・ ランパン:Houdiniかパタゴニアストライダー・プロ・ショーツ➔Houdiniは着心地と色合い、パタゴニアは機能性
・ 靴下:InnerFact(5本指の黒かグレー)➔見た目と機能性、とはいっても5本指は格好良くないが、シューズ履いてれば分からない。マメが出来ない。長い距離を走らない平日は5本指じゃないやつ(これもInnerFact)をはいている。
・ シューズ(トレイル):La Sportiva➔黒基調というのがいい。グリップ力が強く、アッパーの補強具合も自分好み。もうちょっと大人しいカラーリングでもよいのだけれど。
・ シューズ(ロード):超長距離はHOKA(黒)、長距離はナイキ、“ズームフライ”はグレー、“ヴェイパー”はグリーン(色に問題あり、でもピンクよりはいいか?ちょっとでも速くなれればオシャレ無視)

他にも格好いいウェアはあるし、似合うに合わないの個人的な事情、オシャレへの主観的な価値観もあるから、正解ではない。
ただ、結局のところ、速い人は何を着ても似合うわけで。
たぶん、キプチョゲならふんどしで走っていても格好いいと思う。
速くなくても、一生懸命に頑張っている人は、それなりに格好良く見えるから、せめて頑張って走って、なおかつオシャレに気を遣えば、キロ15秒分くらい格好良く見えるかもしれない。
それにファッショナブルに走って遅いと、ボクみたいなやつが、「どうなのかな~?」と言ってくる恐れがあるので、余計に頑張ることができる、というメリットもある。