IZU ROAD JOURNY 100mile ~前半戦~

ちょっと前の話。
年末に熱海から海岸線をなぞって土肥までの約100マイル企画を実施した。
メンバーはヒデさん、自分、〇井くんの3名。
企画立案者兼頭脳担当兼保護者のヒデさんがメンバーにいるため、すっかり安心した自分はほぼニュートラルな状態で当企画に突入する。

◆ スタート
熱海駅まで電車で移動し、早朝8時過ぎに熱海駅をスタートする。
ここ数年、この手の企画を年末に行っている。当たり前だけれど、寒さの記憶しかない。今回もそのつもりで万全の態勢で臨んだわけだけれど、これが意外と暖かい。天気は快晴、風も穏やか。しかし、夜になったら状況も一変するかもしれないから、明るいうちに距離を稼いでおきたいところ。

◆ 前半戦
程よい陽気で走るのには好都合。割と良いペースで先を進む。年末年始の休暇中ということもあり観光目当てのクルマがとても多い。たまに歩道が切れて路側帯を走ることになるのだけれど、結構怖い。

そして、特徴的なのが細かなアップダウン。基本、町と町は山や丘で隔たっていて、ほとんど上ったり下りたりを繰り返すことになる。閉口するようなアップダウンではないし、クルマならばわけ無い斜度だろうけど、これが地味にきつい。

★ 100マイルあるある
序盤、1/4ほど進むと、いったん疲れを覚える。疲れを覚えると、現在の疲労とこれから進まなければならない行程を天秤にかけてしまう。「あと100キロ以上走るのか‥」などと考え始めると、マイナス思考がねっとりとくっついて離れなくなる。すると、進むスピードがひどく遅く感じるし、なかなか減らない残りの距離数にさらにうんざりする。

レースや企画ものを含めて、30回ほど100マイルを走っているはずだけど、いまだにこういった思考につかまってしまうことがある。
暗くなり始めたころ下田に到着。

◆ 夕食
下田で目についたお店で海鮮丼を注文。
結果、唯一の伊豆グルメとなった。(それ以外はALLコンビニ)
静岡県民の割に伊豆に対する地理感が乏しく、何となく下田は伊豆半島の先っぽだと思っていた。
しかし、GPSが示す距離数はまだ半分も来ていない。
ヒデさんが言うには、下田は伊豆半島の右側よりに位置していて、先っぽではない、とのこと。
確かに、お店の地図を見るとそうなっている‥。
下田で半分だと思い込んでいた自分には、これまた地味なダメージ。