StayHomeの過ごし方~読書編~

相変わらず、たいして生活パターンは変わっていない。
でも、変化がないのも幸福の1つの形態ではあろうかと思う。
知り合いでも、出社制限やテレワークに切り替わったりしているが、勤務形態が大きく変わることにより、これからの雇用に対する考え方も変わってくるんだろうなぁ。
必要だと思われていたのが実は必要でなかったり、代替できたり。
逆に今まで無かったものがこれを契機に生まれたり。
まぁ、こういう大きいことがあると、色々考えさせられます。

動画編に引き続き、まとまった休みがありながら出かけることのできない場合の過ごし方
「読書(長いヤツ)」はいかがでしょう?
読んだことの無い本はおススメしようがないので、長くて比較的面白かったものはこんな感じ

⦿ 静かなドン
ロシアの小説。メチャ長い。随分と昔に読んだので記憶曖昧。「長いな~」と思いながらも、面白かったので読み切れた。
ロシア革命時のコサック兵を描いた作品。近所の奥さんにちょっかいを出したりしていた田舎のやんちゃな若者が戦争に行って、その後、ロシア革命下で赤軍と白軍を行ったり来たりしながら、凄惨な運動会(赤組白組)に身を投じていく話。でも、ちょっかい出した奥さんとは最後までいるから、意外と真面目。

⦿ 戦争と平和
ロシアの小説。メチャ長い。「静かなドン」とは違って貴族階級のお話し。確か主人公はぽっちゃりで結構ダメなヤツという記憶が‥(あいまい)。貴族生活になじみはないが、やはり戦争(ナポレオン戦争だったかな?記憶曖昧)が絡んでいて、最終的には面白かった。

⦿ 細雪
日本の小説も。谷崎純一郎の作品。まぁまぁ長い。個人的には最も文章の上手な作家のひとりだと思っている。大阪の商家の4姉妹のお話し。何度も映画化されていることもあり、自分の中でも4姉妹全員美人設定。
関西弁セリフに萌える。

⦿ 坂の上の雲
司馬遼太郎の作品。司馬遼太郎の作品はどれも面白いが、幕末~明治期を舞台にした作品は特に好き。登場人物がみんな若いのに志が高くて「えらいな~、ボクとえらい違い」と毎回思う。
秋山弟が格好いいが、何気に秋山兄の後年がえらい。
竜馬がゆく」「花神」「燃えよ剣」とかいろいろあります。

⦿ サピエンス全史
1年位前に読んだ。話題の作品なので手に取ってみたけれど、意外と読みやすかった。人間の歴史から、幸福に関することまで幅広い。読み終わったしばらくは、肉を食べたくなくなる。
ほんの一昔前までは、疫病は人類にとっての脅威だった。新型コロナウィルスでは全世界で数万人が亡くなっているが、黒死病天然痘スペイン風邪などでは数千万人~数億人の人が亡くなっている。
新型コロナウィルスの脅威はこれまでの歴史の繰り返しでしかない、ということが良く分かる。
この休み中にもう一度読もうと思ったら、予想以上に早く読み終わってしまったから、次作の「ホモデウス」を読み始めた。

⦿ ボーン・トゥ・ラン
これは比較的短め。走っている人もこれから走ろうかな~と思っている人も推薦図書です。読んでいると走り始めたくなります。ボクは実際走り始めました(フォアフットで)。アン・トレイソンのくだりが好き。

⦿ メチャ長いが読んでみたいもの(でも、もう辛抱できないから読めないだろうなぁ)
失われた時を求めて(1巻だけ読んだことあり。内容わすれた)」「神曲(煉獄編だけ読んだ記憶が‥)」「100年の孤独(積読状態から売ってしまった)他、南アメリカの小説」


暇でしょうがない人は、どーぞ。