GO TO izoo100マイル② ~天気予報はあくまでも予報~

夜の9時に静岡駅をスタート。
いきなりの雨‥。行先を考えれば上がるはずもないテンションがさらに下がる。ナミダ雨だな、こりゃ。
とにかく黙々と走る。予報では深夜に雨が止むはずだったけれど、明け方近くになっても一向に止む気配がない。沼津のコンビニで距離を確認したら60数キロ。まぁ何度も来ているので分かってはいる。
沼津まで60数キロ‥。うん、分かっている。いつもそうだもんね。
これより前、前日からの大雨と今日の雨模様により伊豆に入ってから走るはずだったトレイルをカットしようという話になった。そのため本日の走行予定距離は約120キロに減った。それでもまだ半分しか走っていない計算だ。この疲れたカラダに問いかけるとなると、当然悲観的な答えしか返ってこない。つまり「まだ半分しか走っていない=あと60キロも走らなければならない」。

※ おそらく100マイルを走るにあたりこのような考え方は「百害あって一利なし」だと思う。そんなこと思ったって距離が減るわけでは無い。そして一度このような思考に陥ってしまうと、プラス思考に転じさせるのは容易ではない、というかボクの場合はひどく大変(ほぼ無理とも‥)。
さすがに何度も100マイルの経験を積んできたおかげ?かそれらも含めて俯瞰的に自分を見ることが出来、完走に至る結果まで自分を制御することができるようになった。(別にすごく強い人になったとか、そういう意味でもない)
バーナード・ショウが楽天主義悲観主義の違いについて似たようなこと言ってたなぁ。
「まだ‥」と捉えるか「もう‥」と捉えるか、というやつ。

取り敢えず、雨はずっと止まない!ゴールまでずっと疲れている!を前提に走ることにする。

しかし、天気予報アプリ!“予報”だから外れるのは仕方がない。しかし、深夜2時に止むはずが止まない。アプリを見直すと3時に止む予報。3時が過ぎても止まないのでアプリを確認すると4時に止む予報。こうして朝の8時まで雨は降り続け、アプリも小出しに予報を変えていった‥。それって“予報”じゃないだろ~!