丸子・焼津アルプス二周コース

少し前の話になりますが、自分ち近所にある「丸子アルプス」から「焼津アルプス」を八の字を描くように上り下りをするコース。一周約40km、累積標高約3,000mを二周する企画に参加しました。

※    地元の山々に「~アルプス」って名付けるのはどうしてなのだろう?
山容が本物のアルプスと似ているわけでもなく、山が連なっているだけで「~アルプス」って呼んでいるのだろうか?
これって世界共通のルールみたいなものなのか?
常々不思議に思っています。

コースは「ザ・里山」で、走れるトレイルは少なく、細かなアップダウンが続きます。眺望は基本なく、“満観峰“があるくらい(冒頭の写真)。
つまり、このコースは「トレニックワールドin彩の国」の対策としてぴったりなコースなのです。
今回「トレニック~」に参加する○井くん、○ッチーの希望により行うことになりました。

予想タイム16時間(1周8時間)に合わせて、夜の0時にスタート。(終わりが夕方くらいで個人的にちょうどいいタイムスケジュール)
GWの真っただ中で気温は割と低く、走るのにはむしろちょうどいいくらい。
自分は相変わらずの鼻呼吸のため、気温が低いと鼻水が出て仕方がない。
ただ、今回は100均で速乾タオルを購入して鼻水対策は万全♪
※速乾タオルが100均で購入できることに感動。○ァイントラックの商品ではこの値段では買えない。

丸子アルプスが終わり、「宇津ノ谷道の駅」で自販機補給を行う。
ここで○井くんが体の不調を訴える。そして、その後早々にリタイア。
リタイア者が出たとき、ボクのテンションも同時に下がり、一緒にリタイアすることがしばしばあるが、○ッチーはこういう場面ではボクより男前で、最後までやり切ると言う。
年齢だけ大人なボクはそれに(トボトボと)ついていく。

焼津の山を下りたところで、夜が明ける。明るくなったところで、一応気分も持ち直しつつ進み、一周目終了。
意外と時間がかかり、二周目が終わるころは再び夜を迎えそうな予感がする。
個人的に二度目の夜は是が非でも避けたい。
多少疲れも出てきたが、あまり考えないようにして二周目も同じペースで進むように心がける。

長距離走でいろいろと考え始めると、ロクでもない考えしか浮かばない。
大概は「止めたい」という結論に行きつく。
だから、あまり考えないか、まるきり別のことを考えるか(最近読んでいる本のこととか、音楽のこととか、あまりネガティブにならないようなこと)、目に見える範囲のことだけに集中する。
まぁ、そうは言ってもすぐにネガティブな思考に陥ってしまうのだけれど‥。

とにかく、二周しかないのだから一周回ったら残り一周。
「残り一周」という単語はいつだって頑張れそうな響きに聞こえる。

気持ちも明るく保ちながら、なんだかんだとコンプリート。
タイムも一周目とほぼ変わらず、明るいうちにゴールすることができた。

○ッチーにとっては「トレニック~」に向けて良い練習になったでしょう。
ボクにしても、近々参加する大会が18時間くらいかかりそうなので、それはそれでよい経験になりました。