月例100マイル~追試安倍川400②

◆ 前半
金曜日の夜8時にスタート。
基本的に今回走るのはボクだけなのだが、トラックについたら〇ッチーと〇井さんがいて、一緒に走ってくれた。その後、〇間さんや〇沢くんも合流。意外とにぎやかな走り出し。
そして、思っていた以上に寒い‥。今週はずっと暖かかったので油断したな~。
みんな、寒い夜にわざわざ来てくれて、しかも走る必要もないのに走ってくれて‥‥。ありがとう。
と、感動はしてみたものの、〇井くんは早々に走るのを中断してストックシェルターにくるまってしまうし(ストックは忘れたらしい)、〇ッチーもエマージェンシーシートを巻き付けて、暖を取る。そのうち、コンビニから段ボールを調達して、風よけを作ったりして着々とホームレス風に変貌していった‥。

〇間さんも半分(200周)くらい走る、と勢い込んでいたのに、あまりの寒さに途中でリタイア。
みんな、ありがとう。ボクはボクの実力で走ります。
まぁ、でも自分も同じ立場だったら、同じことをしただろう、誰が好き好んでこんな寒空に走らなくてもよい、という前提で走らなければならないのか‥。

しかし、「走る人に悪い人はいない」と誰かが言ったかは知らないけれど、事前にこの企画を知っていた方々が、次々と訪れて、いろいろと励ましてくれたり、差し入れの食べ物を持ってきてくれたりする。

パンとか温かいコーヒーとか。
目的にかなうよう、イーブンペースで走り続けたいところだが、ボクのために来てくれた人の前を素通りするほど野暮じゃないので、立ち止まってしばし談笑したり、コーヒーをいただいたついでに(コーヒーはカロリーゼロの飲み物だからOK)、パンをいただいたり(これダメ)。
他にも、お団子やらトン汁やらをいただく(これもダメ)。
だけど、寒さに耐えるというのもエネルギーを使うらしく、おまけに暗いから、気持ちもネガティブになっている。
そんな時に、温かい飲み物とおいしい食べ物を目の前に出されて、それがしかもボクのため、となれば食べるしかないし、これがまた美味しいんだなぁ。

夜が明けたころに半分の200周に到達。計画ではもうちょっと早く到達するはずだったのだが‥。

◆後半
夜が明けたころ、〇松くんが来てくれた。「月例100マイル」企画では何度も一緒に走ってもらって、その都度、完走の手助けをしてもらっている。
この時も、トン汁をもらったり、バームクーヘンをいただいたり、またパンを食べたり、とすっかり「糖質祭り」の様相となってきた。

ここからは、みんな諸々の事情で帰ってしまい、〇松くんと2人で走る時間帯となる。それでもたまに、応援に来てくれる人がいて、さらに差し入れをもってきてくれる。ココア、ミルクティー、レモンティー、肉まん、ピザまん、いちご、みかん‥。
もう、“少量のジェルを取って走り続ける“という当初の目標はすっかり忘れ去られた。
あの時、ハッキリと「糖質制限生活」崩壊を感じたな。
脚は関節を中心に痛みが増してきたけれど、〇松くんのリードのおかげで、タイムが落ちることなく(大体5:50前後)周回を重ねる。

しかし、なんだね。周回数が多いというのは精神的にこたえる。「あと10km~」と聞けば、「あと少し、がんばろう」と自分を鼓舞することもできるが、「あと、25周~」と聞くと、その数の多さにげんなりする。
同じ距離なのだけれど、疲労度合いは周回数の方が大きいということが分かった。