初詣100マイル~その①

年末に「年忘れ100マイル」を行ったばかりだというのに、今度は「初詣100マイル(仮)」を決行!
もう、なんていうか100マイルの意味って?と我ながら思ったりします。

「初詣100マイル(仮)」とは‥
① 静岡駅をスタートし
② 伊良湖岬をゴールとして100マイル
③ 翌日、フェリーで伊勢神宮へ行って
④ 初詣をして帰ってくる

という企画です。企画プロデューサー〇ッチーさんから当企画の正式名称を聞いていないので、(仮)としました。

初詣へ行くにも、160キロ走らなければならなくなってしまいました。
〇井さんとも話したのですが、同様の企画で三島大社に行ったのがほんの2,3年前。
距離は約80キロで、当時はアドベンチャー感たっぷりの大企画だったのですが、刺激中毒にむしばまれているのか、ついに100マイルありきの企画へと変貌してしまったのです。

今季一番の最強寒波が押し寄せる日本列島。これから気温も下がっていくであろう夜の8時の静岡駅に集合。当たり前だけどメチャクチャ寒い。

※ 自分の装備
上 ‥ OMMのカムレイカジャケット(雨が降る心肺はなかったけれど、ウィンドシェルでは寒すぎると思った)、モンテインのシャツ、パタゴニアのアームカバー(昼夜での温度変化に対応しやすい)、ファイントラック(鉄板アイテム)
下 ‥ ロングのファイントラック(昼間には暑いかな?とも思ったけれど、暑くなったら脱げばよい。寒さの方が問題)、サロモンの防水パンツ(やはりウィンドシェル素材では寒さに不安があった)、持参でランパン(昼間気温が上がってきたら履き替える用)。

メンバーはいつもの3人。自分、〇井さん、〇ッチー。

なぜか〇井さんは半パン‥(ただいまPM8:00)。ちょっと正気かどうか疑いました。
本人曰く、長ズボンを忘れたそうです(長ズボンのシェルは携帯(ペラペラ))。
彼の家まで、取りに引き返せるだけの距離なのですが本人は拒否!やっぱり正気じゃないな‥。

何はともあれスタート。寒いは寒いけれど走っていれば、大丈夫。
2時間に一度の割合でコンビニ休憩。
コンビニ休憩もあまり時間をかけないようにはするのだけれど、一度店内で体が温まってしまうと、再度、外に出る時がつらい‥。

30キロを過ぎたあたりで、ひざ関節に疲労を感じるようになる。明らかに「年忘れ100マイル」の影響だろう。この先の長さを考えると思いやられる。と同時にDNFも頭をよぎる。
DNFに至る思考の流れは、こちらも何度か経験しているけれど、何度経験しても負けそうになる。
結果的には、ひざの調子はそれ以上悪くなることはなく、最後まで走りとおせたのだけれど、一人で走っていたら止めていた可能性も高い。
いつか、こうしたパターンをやり過ごすことが出来るようになれば、ボクは一段階強くなれるのだと思うけどなぁ。

寒さはさらに厳しくなり、掛川へ至る峠では、ビュンビュンとばす走り屋さんのクルマにおびえながら通過。ここらでようやく〇井さんシェルの長ズボンを履く。
遅いよ。「寒さで筋肉が固まってきました」だって。知ってるよ。ずっーと知ってた。

袋井くらいまで進んだところで、〇っちさん登場。浜松から逆走してきて、ボクらを出迎え、そのまま並走してくれるとのこと。こんな夜中に‥<del datetime="2018-01-20T08:21:28+00:00">物好き</del>ありがたいことです。人数が増えたことで、寒い・暗いだけの道中に少しだけ気分も変わり、先を急ぎます。

浜松に到着したころ夜明け。放射冷却でメチャクチャ寒い。なんでこんな日を選んだのか‥?