トレニックワールドin彩の国~その②

◆ 北回り1周目
参加人数は200名弱(あとで完走証を見たら183名だった)。第1回、2回の結果を考えると、意外と多い。皆、困難なものにチャレンジしたい病を患っていると思われる。

大きい大会のような緊張感はなく、ユルユルとした雰囲気の中スタート。心配されていた雨は、スタート直前にあがり、予報ではこの後、気温が上がっていくらしい。
努めてゆっくりと走り始める。今回は「完走」ありきで走らなけらばならないのだから。

100マイルあるあるだが、「序盤とばして、後半失速、あるいはDNF」という事態は避けたい。こういう展開はとにかく苦しくなるし、苦しいわりに心残りが大きい。ボク的にもクレバーではない。
しかし、自分はクレバーではないので、ちょいちょい、そうしたミスを繰り返している。

冷静に「カラダの声」に耳を傾ける。‥‥
・ 脚がひどく重い。暑さのせいか?
・ 足が攣りそう(つまづいた拍子に両フクラハギが攣った)。
・ フクラハギだけならまだしも太もも攣りそう(普段そんなことないのだけれど‥)
・ 理由不明で、臀部が痛い
・ 暑さのせいか序盤で少し気持ちが悪い
「カラダの声」に悲観的なモノの見方が混ざり合って、ろくなことを考えない。途中で耳を傾けるのをやめた。

とにかく攣らないように、エイドで塩をもらい、時折なめながら走る。それと水分も少し多めにとる。
少しづつ前のランナーを抜きながら、1周目も終盤へ。随分抑えたつもりなのだけれど、タイムを見ると、頑張ってしまった昨年よりむしろ速い。「オレ、ダイジョウブカ?」不安がよぎる。

そのあたりで、あるランナーさんと並走する。
このランナーさん、スタート直後は、ひどくゆったりとした動きで、「ん?」と思えるくらい、スローペースで走っているのを見たのだが、落ち着いた雰囲気で、決して遅いわけでもなさそう。
その後、何度か彼と前後したので観察してみると‥。
・ フォームが美しく安定している
・ フラットな場所:ゆっくり走る
・ 下り:ゆっくり走る
・ 緩やかな登り:ゆっくり走る
・ 急な登り:歩くけれど速い
全体的にはゆっくりとした動作だが、結局は必死になっている自分と同じところにいる。おそらく、これから差が開く一方だろう。そこで、2周目以降、早速マネをすることにする。

1周目8:09でニューサンピアおごせに到着。〇井さん、〇ッチーが「月例100マイル」スタート前に応援に来てくれた。便乗だろうが何だろうが、知り合いに会えるのはうれしいものだ。

ちなみにこの大会、えげつないコースの割にか、えげつないコースだからか、は分からないが、エイドは充実しています。飲み物の種類も多いし、エイドごとに違いはあるが、食べ物も、お団子、パン、ロールケーキ、お汁粉、バナナ、ブルーベリー、パイナップル、プチトマト、スイカ、フルーツポンチ、そば、うどん、牛丼、カレー、クラムチャウダー、粉飴ジェル、ポテトチップ、たくあん‥etc