ほぼ年1山行~空木岳

毎年夏に(ほぼ)1度だけアルプスに行く。行くというか、ついていく

山大好きトレイルランナーなのだから、もっと頻繁にいけばよい、と思われるでしょうが、
・ 出不精
・ 面倒くさがり
という性格が災いし、(ほぼ)年に1度の行事となっている。

そして今年もヒデさんのお誘いに乗っかり、ほぼ年1山行のスタート。
行先は「空木岳(うつぎだけ)」という聞いたことがあるような無いような山。だけど100名山。つまりメジャー級。

メンバーはヒデさん(山に詳しく安心)、〇井さん(ボクよりは詳しい)、ボク(詳しくない)の3名。
気心はしれているし、走力も似通った3人なので、程よいペースで行くことが出来た。

5:30頃、登山スタート
酷暑の静岡に比べれば、ずっと涼しいのだけれど、登りではしばらく滝汗。

※話は変わるけれど、今年の気温は異常な気がする。早朝走っていても、暑さと湿気で息苦しい。
走り終わった後の汗の量も、スゴイことになっているし。

しばらくは樹林帯を登っていく。最初のうちは緩やかだったのだけれど、そのうち勾配はきつくなり、ところどころ岩肌をよじ登るようになってきた。
けれど、たま~にしか来ないから、こういうのも楽しい♪

やがて森林限界を超えて、空木岳の山容が見えてくる。晴れ渡った空に、中央アルプスの峰々がくっきりと見える。きれいだし、晴れていてよかった。そして涼しい~。

3時間ちょいくらいで、無事に空木岳到着。100名山だから登山客いっぱいと思いきや、ほとんどおらず、ゆっくり出来た。

その後、隣の南駒ケ岳に行く予定であったけれど、時間的に厳しそうという判断から、そこはカットして、檜尾岳に向かう。
稜線上を、晴れ渡った空の下雄大なアルプスを見ながら歩きます。
「山っていいな~」とこんなボクでも一応感じたりします。快晴、快適な条件下に限りますが。

ただ、思っていた以上に岩場が多く、走る、というわけにはいかないみたい。ケガをしないように慎重に進むので精いっぱい。おまけに、比較的マイナールートなせいか、ハイマツがコース上にも張り出していて、枝が生足にあたり痛い。


こんな急なところもあったり。

慎重に足を進めているので、中々時間はかかってしまったが、終始景色は良く、過ごしやすい気温のため、気分は良い。楽しく話をしながら、26キロほどの行程を11時間ほどかかって、無事に戻ってきました。

最後は檜尾岳登山道入り口から、下りの舗装路を5Kほど走って帰ってきたのだけれど、気温は30℃くらいあり、結局汗だくになってしまった。

でも、とても楽しかった。山も行けば楽しいんだよね~。だけどねぇ、隣の県まで行くの面倒くさいんだよねぇ(終始、助手席に座っていただけだけど)。
※ちなみにサルを何匹か見た(真ん中に丸まっている小さいやつ。わかるかな?)。ハイマツの実を食べにくるらしい。美味しいのかなぁ?