GWの過ごし方~山登り「瑞牆山&金峰山」

アラジンの面々に誘われて「瑞牆山金峰山」に行ってきました。
正直、トレイルを走っているのに山の経験は頼りない。「大好きだ~っ!」というレベルでもない。
大きい声では言えないけれど「瑞牆山」は読めなかった。百名山なんですけどね。
ついでに「金峰山」も読めなかった。“ん?きんぽうさん?”
正しくは“きんぷさん”だそう。ただし長野県側からは“きんぽうさん”で正しいらしい。

◆ 山がいまいち好きになれない理由
・ 行くのが面倒。山までの行き返りの時間分走っていたい。
・ 乗り物酔いがひどい(山道は地獄)。
・ 朝は暗いうちから出発し、夜遅くに帰ってくる。生活のリズムが狂う。
・ 天気が悪かったら、メチャクチャ、やる気なくなる。

こうしてみると、山そのものが嫌いというわけではない。
まぁ、行けば実際楽しいし、景色はいいし、「来てよかったなぁ」と思うことが多いのだけれど。
行くまでと、帰るまでの問題。

だけど、最近、「中部横断道」なるものが出来て、静岡~山梨間がぐっと近くなった。
昔の2/3くらいの時間でいけるのではないだろうか?おまけに道がまっすぐで酔いにくい♪

そんなわけで、瑞牆山にも2時間半くらいで到着。
総勢9名の大所帯で登ります。

瑞牆山の登山道は大きな岩がゴロゴロしている中を進む。山全体も巨大な岩で覆われていて、一般的にイメージするような、なだらかな傾斜のお椀型、という形ではない。
そんな少々上りにくい登山道を、ほとんど中身の無い会話をしながら歩きます。
(会話の内容は中学生レベルなのでカット)
幸運にも、とても天気の良い日で、山頂からは富士山、八ヶ岳南アルプス中央アルプスと遠くまで見渡すことができる。「来てよかった~」と思える瞬間です。

一旦、富士見小屋まで下り、改めて金峰山へ。
こちらの方が、登山道がなだらかで上りやすいのだけれど、途中から雪の残っている箇所が現れ、日陰では凍っているところもある。
登りは軽アイゼンなしでも行けるけれど、帰りは危険そう。

山頂についてみると、こちらも絶景♪
周囲に高い山がないので、ほぼ全景を見下ろすことが出来、これまた「来てよかった~」と思うのでした。
みんなでお昼を食べた後、下山。雪道では軽アイゼンを装着して下山しました。
数年前に購入した軽アイゼンだけど、やっと使うことが出来た。
基本、危険な箇所には行かないので(怖いから)、使ったことがないけれど、使わなければ経験値も上がらないし、どの程度の制動力があるのかも分からない。
大勢の連れ合いがいて、経験者に教えてもらいながら、ゆっくりと進むことによって安全に経験をすることが出来た。
これはとても良い経験だった。

下山後、お風呂で汗を流して、静岡に帰っても夕飯時には到着。
中部横断道」の全面開通は今年度中というから、全面開通した際にはさらにアクセスが良くなるはず。
今年からは、もうちょっと、山に行くことになるかも、と自分に期待しています。

そして、静岡到着後は、第二のエンデュランス「無限飲み会」へと続くのだった。
(なぜなら、今回のメンバーに「月例100マイル、アルコール担当」がいたから)