ULTRA01XT~③前半

◆ 大会当日~スタートまで
スタートは夕方6時。午前10時から受付が始まるので、まずは受付。100マイルソロの参加人数は220名ほど(たぶんそう。リストが張り出されてあった)。参加賞Tシャツを受け取る。「レ・ユニオン」のように、少なくともスタート時とゴール時はこのTシャツを着用するルールらしい。面倒なので最初から最後まで参加賞Tシャツで走った。
夕方5時頃、スタート会場に行く。地方の大会なので、全体的にゆるい雰囲気。
各々がラグビー場の芝生に寝転んで、スタート時間を待っている。リレーの部もあるから、チーム単位でワイワイやっている人も多い。

やがてグザビエ登場。ボクは知らなかったのだけれど、彼は「タイガーバーム」がスポンサーについているらしくて、宣伝写真を撮影していた。「タイガーバーム」なんて学生の頃、友人同士、目の下にタイガーバームを塗って、痛みで悶絶する、という遊びをやっていたぐらいしか記憶がないのだが‥。

スポンサーがつくのも大変だ。

スタート10分くらい前に、競技説明が始まり、グザビエの挨拶があって、2分くらい前にスタートゲートに並んでスタート。

ゴール時に、この鐘を鳴らす。グザビエ自ら設置の図。

◆ 前半
街中を通り過ぎて、しばらくは登り。ところどころ急登はあるけれど、それほど長い距離ではない。おおむね走れるコースで、これはその後も続く。
山中はいわゆる“里山“で、日本のそれと大差はない。日本と大きく違うのは「牧場」、山中だけでなく、牧場内を通ることも多いので、草原の中の踏みならされたシングルトラックの牧場内のコースを走る。時々、というか頻繁に放牧された牛や馬に出会う。さらに、彼らのウンチもそこかしこに散在する。もちろん踏まないように気を付けるが、160kmも走っていれば、すべて避けきる、というわけにもいかない。

こんな草原を走ったり。

馬やら牛やら。

ちなみに、各地点でオレンジ色のリボンがある。割と等間隔にぶら下がっていて分かりやすかった(何度か間違えたけれど‥)。

ペースは累積標高が少なく、走れるコースであることを想定して、やや早め。これまでの経験から十分に維持できるペースだと考えていた。まぁ、何にもなければ、の話。

20km近く走っていると、最初のエイド「ナンチュア湖」が見える。この眺望がとてもきれい。「ナンチュア湖」自体もリゾート地然としてよく整備されたきれいな湖で気持ちの良いところだ。(あまりに良いところなので、レース後もう一度行ってみた。)

時間は夜の8:30頃なのだが、今の季節、暗くなるのは10:00くらい。なので、まだまだ明るい。

エイドの食べ物は、バナナ、オレンジ、リンゴ、クッキー、チョコレート、パウンドケーキ、パン、ハム、チーズなど。
飲み物は、水(ガスあり、ガスなし)、コーラ、コーヒー、スープ

気温は日本より高いけれど、湿気がないので不快な感じは少ない。数日前から断続的に雨が降っていたようで、路面はウェット、時々泥んこ。

今回は<a href="https://100milelife.com/post-908" rel="noopener noreferrer" target="_blank">「エネルギー補給方法を変えてみる」</a>でお伝えした通り、エナジーパウダーとジェルの併用で臨んでみた。
摂取は問題ないけれど、摂取ペースがいまいちわかっていない。出発前にちゃんと計画しておけばよかったな‥。まぁ、無計画なんて問題外なのだろうけれど(ところが、よくやる)。