2022球磨川リバイバルトレイル ~②レースまでのこと~

昨年、「球磨川リバイバルトレイル」の参加を申し込んだ。
しかし、すっかり日常化した新型コロナウィルスによりあえなく延期。
次回予定は翌年(つまり今年)の3月となった。

今年は今年でオミクロン株による感染拡大により熊本県でもまん延防止措置が発令されていた。
仕方のないことだけど、この類のイベントは外国と比べると、開催に及び腰で中止or延期になる可能性が高い印象がある。
自分自身も大会参加への意欲がすっかりなくなってしまった。元々あったかも怪しいが‥。
「どうせ開催されないだろうな~。むしろ自分のモチベーションを考えたらその方がいいかも~」などと主催者側より自分の方が及び腰だった。

ところが、予想外の開催決定ということが発表された。
開催日の約3週間前。てっきり中止になると思い込んでいた及び腰な自分は準備ゼロ。
どうしようかな?いや、どうしようもないな?ヨロヨロ走りながら自分の準備不足を嘆くしかないだろうな~。

◆ 一応対策、というか心構えと言うか

⦿ 一定のペース(=強度)を保つ
個人的には超長距離レースの必要条件だと思う。
まぁ、レース中上手く保つことはひどく難しい。
とくに、アップダウンのあるトレイルランニングのレースではなおさら。
一時は心拍数で管理しようとも考えたが、自分にはシステマティックに管理できる能力も実力もない。
ところが、最近チャレンジしている「鼻呼吸」がペース配分に役立つのでは?と思い至った。
鼻呼吸が出来ないペースはオーバーペース。せめて鼻呼吸を120kmくらいまで維持できれば何とかなるのではないか、と考えた

⦿ 補給について
今まで様々なジェルや粉飴を試したりした。
味の好みもあったが、選択要素の一つに「重量」があった。

単純に重い荷物は走る際の負担になる➔だから、軽いものを選ぶ➔軽いものは味が凝縮されているから不味いものが多い➔疲労が重なり、補給を受け入れにくくなったタイミングで不味い補給食を無理やり摂取する➔リバース➔負け戦

じゃあ、重さを気にしなければいいんじゃない?
水分量が多く重いがそこそこ美味しい補給食を選ぶ➔いつまでも摂取し続けられる➔「重い問題」は携帯する水分を減らす➔今回は寒いし、元々水分摂取量は少ないから問題ない➔勝ち戦

具体的には「アミノバイタルパーフェクトエネルギーゼリー」を多めに持った。
※ ちなみにレース当日、別の意味で当たりのチョイスだった

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◆ 目標というか予想と言うか
距離172km、累積標高約9300mとはいえ、最後の15kmくらいはフラットなロードらしい。
バッチリと準備も怠り、山に行ったのは新調したシューズの慣らしで3回ほど、頻繁な間食のおかげで体重増量。
もはや、高望みは出来ないが、せめて32時間くらいで帰ってこられれば‥。
というか、ゴールである「日奈久ドリームランドシー・湯・遊」から宿泊予約した熊本駅周辺のホテルまで戻ってこなければならない。
ゴールして、荷物まとめて、お風呂に入って、1時間に1本の電車に乗って(日奈久温泉駅八代駅)、せっかくだから熊本グルメを堪能して‥
これは是が非でも、明るい時間帯に帰ってくる必要がある!