ULTRA01XT~⑦反省‥というか言い訳

★ 反省(言い訳)の弁
ご存知の通り、無事?完走。タイムは24時間30分くらい。順位は8位。年代別1位
実感としては「失敗レース」だった。
前半は、いつもよりちょっぴり速めのペース設定。累積標高が低く、比較的走れるコースだと思ったので、前半ペースを上げても、維持できると考えた。
しかし、ペースは維持できず、後半グダグダ。わずかな登りでも走れなくなってしまい、随分とペースを落とした。

失敗の最たるものは「補給」。
今回、水に溶かして摂取する用のエナジーパウダーを12袋。別にジェルを8個持って行った。どちらもグルコース:フルクトース=2:1の商品。
でも自分の計算間違いで、本当は、パウダーは18袋必要だった。まぁ、それでも足りないくらいだったのだけれど‥。
あと、補給の時間配分を全く考えていなかったこと。最終的に全部のエネルギーを補給できれば、時間配分は考えなくてもよい、というスタンスで臨んだ。

結局どっちも失敗で、自分はあまり水分を補給しないので、エネルギーを摂取するペースが遅くなっていたのと、やはりフレーバーが合わず敬遠してしまったこと(一応事前に試したけれど)。
12袋持って行って、7袋消費。
ジェルも同じような理由で7個消費あまり1個。これでも結構我慢して飲んだ。

そもそも持って行った補給が足りないのに、それすらも消費していないのだから、エネルギー不足になるのは当然で、感覚的には通常摂取する量の40%程度だったんじゃないだろうか、と思う。むしろ、それで完走できたのだから「オレ、スゲー」かもしれない。
ただ、コーラは後半、随分と飲んだ。これが効果あったかも。
ただ、気分の悪くなった原因の一旦は、カフェインの取りすぎかもしれないけれど。

グルコース:フルクトース=2:1の割合を考慮しつつ、エネルギー補給について考えてみれば、たびたび100マイルレースを共にする〇ッチーがレース中アホみたいに、コーラやオレンジジュースを飲んでいるのは、理に適っているかも、という気がした。

コーラに関してはカフェインが含有されているので、少々問題としても、市販のジュースであればショ糖だし、フレーバーは悪くないし(といっても30時間以上飲み続けられるかどうかは分からない)、今後の対策としては悪くないかも、と思う。

残りは、“飲み続けられる”という要素を重要視すれば、「粉飴」というところになりそう。グルコース:フルクトース=1:0ということになるのだけれど、摂取しないよりはましだろう。

こうしたことを、フランスまでいって、初めて試すって、オレってアホ。

リザルトを見ていたら、6位の人が、ボクがハンガーノックで行き倒れたエイドまで長いこと同じペースで前後していた人だということに気づいた。この人も随分と疲れていたらしく歩きが多かった。なにしろ、ハンガーノックでフラフラだったボクと前後していたくらいだから。

完全に“たられば“だけれど、補給が通常通りに行われていれば、彼くらいのタイムは可能だったかもしれない。しかしボクのことなので、それ以外で失敗したかもしれないが。