2022球磨川リバイバルトレイル ~④スタートからドロップエイド(66K)まで~

朝の4時にスタートなので、まだ暗い。
心配されていた寒さは思ったほどでもない。
ちょっと考えて、シャツの上にレインを羽織り、下はランパンのままでスタートすることにする。
スタート前に必携品を忘れたのに気づく。あわてて取りに戻って最後尾からの出発となる。

しばらく舗装路と林道の坂道を上る。鼻呼吸を意識して、無理にペースを上げないように気を付ける。
苦しくなったら構わず歩く。先は長い。走りたいくらい緩やかな坂道も後半は間違いなく歩くしかなくなる。
なら、いま元気よく走っても仕方がない。
ということを、これまでのレースでアホほど体験した。

今回、大きな登りが3~4回ほどあるのだが、どれも舗装路・林道がメインで、トレイルは稜線と下り、のパターンが多かった。(うんざりするほど長い下りの林道&舗装路も何度か‥)
だから、登りが苦手な自分にとって、歩きやすい登りが多かったのは助かった。

A1エイド手前くらいで明るくなって、大きな登りを登ったら稜線に出る。
緩やかな起伏が続き走りやすい。あまり人が入っていないらしく踏み跡が無い。コース誘導のテープはあるし、まだ前後に人もいるので迷うことはないけれど、うっかりすると見当違いの場所を走っていたりする。
ただ稜線は風があり少し肌寒く、鼻呼吸をしている身としては鼻水が止まらず‥。
ティッシュで鼻をかんだり、小さなタオルで垂れてきた鼻水をふいたりする。

※ 気温の高い真昼間以外は常に鼻水との戦いでした。この後も鼻水は出続けます。バッチくてごめんなさい

しばらく稜線を走り、下り始めた30kmすぎから脚に張りを感じはじめる。早いな。あと100kmも走ったら痛みが増して動けないのでは?
不安を抱えながら、メチャクチャ長いロードを走ってドロップバッグのあるA3エイドに到着する。

ちなみにエイドの補給食はどこも充実していた。
おにぎりやお饅頭、大福、うどん、だごじる、ジビエバーガー、リポビタンの各種製品、あと色々。
リポビタン系ではエネルギーゼリーもあったので、最初から分かっていれば、これを活用することも考えられたなぁ。