フルマラソンは苦手だ②~取り敢えず練習始めた

◆ 久しぶりに30km走を行う
5月初めころ約2年ぶりに30km走を行ってみた。
前回のフルマラソンは2020年1月の「勝田全国マラソン」。この時は運よく2:57で見事サブ3を達成していた。
この直後、新型コロナウィルスにより、あらゆるマラソンイベントが中止となった。
フルマラソンはこの世に存在しない、と信じていたい自分としては、不幸中の幸いと、フルマラソンに向き合うことなくのほほんと過ごしてきた。
でも、そんな時期がいつまでも続くわけもなく、10月に開催される「島田大井川マラソン」に参加することになり、そんなこんなで、いやいやながらも30km走を行う羽目になってしまった。

この時は5月初旬で気温もまだ低く走りやすいコンディション。いつものように自宅近くの駅前をグルグル周り、どうにかサブ3ペースを維持できた。
意外な結果に小躍りする自分。急に輝きを放ちだした前途。「オレ、いけるんじゃね?」

◆ 再び30km走
今度は6月中旬に30km走を行った。
場所は「島田大井川マラソン」のコースの一部。月一回の割合で開催される練習会に参加させてもらった。
暑くなってきたことだし、謙虚に?ペースを4:20台に落として挑戦してみた。
ところが、5月と比べて苦しいこと。何とかペースを維持するのに精いっぱいで、本番でプラス12km走ることを考えたら目の前が暗くなった。
5月に見えたはずの明るい前途はどこへ?
この前はただ涼しかったから走れただけで、少し気温が高くなったらサブ3の達成は難しい。
「自分が頑張ったらそれでイーじゃん。タイムなんて関係ないよ。」という意見もごもっとも。大いに賛成。
ごもっともなのだが、自分以上に頑張っている人たちが自分の周囲に驚くほど多く、そういう人たちを前にすると“自分自身の満足いく頑張り“だけではバツの悪い思いをしたりする。
しかも頑張った挙句にイジられたら腹立たしいが、「100%頑張ったんだから文句言うんじゃねー!」というほど頑張ってもいない身としては、イジられても仕方がない、気もする。

結局のところ何をどうしたら望む結果を得られるでしょう?
やっぱり、とことん追い込む練習しかないのですか?
この練習会でご一緒した、市町村駅伝の代表にもなっているランナーさんは、トラックの追い込み練習で一皮むけた、と言っていました。
何となく、というか、ほぼ分かっていましたが、やっぱりそういう(ボクの大嫌いな)練習をしなければいけないのでしょうか?
この世に数多ある情報の中に、楽して早くなる方法ってないのでしょうか?(無いだろうなぁ)