フルマラソンは苦手だ③~練習法見つけた♪

いやいやとは言え、ある対象に意識を向けると、それなりに有益な情報なりキッカケなどが自分の目の前に転がり込んでくる、というのはよくある話。

先日、本屋さんでランニング雑誌を立ち読みしていると、50歳台のランニングについての記事があった。
世の中は広いもので、50歳台でも2時間30分台でフルマラソンを走ってしまう人がいるらしい。

※キチンとフルマラソンを走ってみると分かるが、2時間30分台でフルマラソンを走ってしまう50歳台は、それは大変なことで、階級なら王族レベル、天文学なら何十億光年先の銀河を見つけちゃった、くらいのレア度だと思う。よく分からないけど

読み進めてみると、その中のお一人が「普段はユルジョグ、ポイント練習は週一回」という、ぷよぷよメンタルのボクでも出来そうな練習方法を実践されているそうだ。
そうは言っても2時間30分台(=年齢別ランキング全国一位)の人がそんなシンプルな練習だけで速くなるわけないよな~。学生時代にバリバリの陸上部だったとか、サッカーで年代別の代表だったとか、どうせ元エリートなんでしょ、そんなうまい話なんてあるわけない、と斜め目線で読んでいた。

どうやら元スポーツエリートというわけではないらしいことは後々分かった。でも初フル=サブ3だったみたいけど‥。
だけどボクは2時間30分台を目指しているわけじゃあない。
(一見)ユルそうな同じ練習方法でちょこっとだけ速くなるのなら、それに越したことはない。
どうやら、その方は練習方法について電子書籍を発行しているらしいので、家に帰って早速ダウンロード、読んでみた。(結局、上手い話に乗せられてゆく自分‥)

要約すると、年齢を重ねて体力的に下り坂にある40歳台以降は、ハードな練習を重ねても疲れは抜けずにケガをする危険性がある。
ポイント練習を週一回程度にし、それ以外でユルジョグをすることによって疲労は蓄積せず、ケガのリスクも減る。
ユルジョグは血液の循環を促し、疲労物質を流してくれるらしい。
加えて、筋肉に負担の少ないピッチ走法が記録を落とさない理由らしい。

自分も比較的ピッチ走法だと思っていたが、先日の30km走のピッチ数と著者のピッチ数を比べると圧倒的に少ない。
ユルジョグとピッチ数だけで速くなるとも思わないが、こと速くなるという目的に対しては何度もダイエットを失敗するぽっちゃり女子並に手詰まりな自分としては、一見楽そうなこの方法でやってみようという気になるのであった。