ドイ・インタノンby UTMB 2022 ~③レース前半~ 

■ スタート前
スタートは10:00。2時間前くらいに会場に到着する。
デポバッグ(50km地点と100km地点の2か所分)を預け、スタート地点周辺で待つ。
色々な国の人がいるから、皆の装備を見ているだけでも面白い。金色のザックとか(ベトナムのブランドだそう)。
30分くらい前からスタート地点に並ぶ。昨日から会場をにぎわし続けているDJが会場の雰囲気を盛り上げていく。この人たち(女性1名と男性2名)いつしゃべり終わるのかな?思うくらいしゃべり続けている。
そしてスタート。
観客もそれなりに多くて、盛り上がり方もUTMBっぽい。規模はさすがに本家には及ばないけれど、日本国内では見られないかな。

■ 前半
しばらくは緩やかなアップダウンの林道が続く。不整地を走るバイクが多いせいか、不規則で深い轍が多く走りにくい。時折急傾斜もあるので、早々にストックを使い始めた。
流れに乗りながら無理をせず‥。

こういうワイルドな渡し場あり。ひどく不安定な渡し場だが、これ以上に心細い渡し場も出現する

■ エイドについて
エイドの食べ物は豊富です。カシューナッツ(美味しかった)、グリーンピース(だと思う)、乾燥バナナ(半生)、ちまき、ランチパック的なパン、個包装のスポンジケーキ、チョコバー数種類、バナナ、ミカン、クラッカー、スナック、ゆで卵(だと思う)、具の入った汁物、カップラーメン、飴数種類、何かよく分からなかったフルーツetc。他にもあったかもだけれど記憶にない。
飲み物は、水、コーラ、ポカリ、黄色いスポーツドリンク的なモノ、ピンクの甘い飲み物、コーヒーetc。
ボク自身はある程度同じものしか食べなかった。熱い食べ物は食べるのに時間がかかりそうなのでパス。
個人的に半生バナナとちまきが美味しかった。ドイインタノン山頂のエイドでは暖かい食べ物もあり、ボクは具なしスープだけもらったが独特の香辛料が効いていて、これも美味しかった。
何だか分からなかった果物は味の無いリンゴを食べているような食感。唐辛子を付けて食べた。これはこれで美味しい。(後で〇井くんに聞いたところ、パパイヤではないかとのこと)

飲み物は数種類満遍なく飲んだがピンクの甘いジュースは好んでよく飲んだ。日中は暑いので氷入りにしてくれていて、それはとてもありがたかった。

これまで、東南アジアでは水でおなかをやられる、という話はよく聞いていた。
実際不安はあるのだけれど、大会中は用意されたものを飲むしかないし、覚悟を決めるしかねぇ!
結局のところ、腹痛に悩まされることなどなかった(ホッ)。イヤ、少しはあったけれど、それは日中暑くて水分を取りすぎたせいだったと思う。おそらく生水などではなく、きちんと処理された水だったのだろう。そりゃそうか。

最後はナゾ食べ物(パパイヤ?)中央の唐辛子を付けて食べる。それなりに美味しいし気分転換にもよかった

■ ドイインタノンへ
前半は緩やかなアップダウンが続くが、ドイインタノンへの登りは急登。見晴らしはよく、先まで良く見渡すことができる。これから登らなければならない道を一望なんてしたくないのだが。
やたらとカメラマンが多いな~。多いところなど、つづら折りの折り返しごとにいるもんな~。
「オールスポーツ」的な公式カメラマンなのかな?随分と多いけれど‥、と思っていたが、聞いたところによると、写真撮影はコンテストの一環だったらしく、優秀な作品には賞金が出るらしい。
なるほど、上手い方法だ~。

一旦上り終えると、2つの大きなドームを有した寺院がある。見ごたえがあり、タイ気分を味わえます。
エイド前にはUTMBでも設置されているLEDで装飾された通路を走るのだけれど、ボクの通過した時間帯はまだ明るかったので、こちらはよく分からず。
しばらく緩やかなロードを走ってドイインタノン山頂に到着。ここで50km。第一デポ。さすがに寒い。

ちょっと遠いけれど、あの寺院まで行きます

たぶん暗くなったらきれい