「WesternStates」という100マイルレースがアメリカにある。
トレイルランニングをやっている人なら、知らない人はいないと思う。
100マイルレースの元祖です。
元々乗馬のレースだったらしいのだけれど、そのうちの1名の馬が調子を悪くしたらしく、「じゃあ、オレが走る！」と訳の分からないことを言い出して本当に完走してしまったという‥。まぁ、その方がいなかったら100マイルレースも存在していなかったかもしれないわけで。
ボクが100マイルレースに熱中できるのも彼のおかげなのだから、やはり先駆者は偉大だということでしょう（発想が突飛すぎるけど）
同大会は毎年6月に開催されているのだけれど、ボクは仕事の都合上、タイミングが悪く今までエントリーしてこなかった。
しかし、それではいつまでたっても参加できない。ましてや、元祖だけあって、このレースはとても人気が高く、毎年高倍率の抽選に勝ち残らなければ参加することが出来ない。
詳しい説明は省くが、毎年抽選に外れるたびに当選確率があがる、という方法を採用しているので、エントリーし続けないと当選確率が上がらない。
ということで、今年から、エントリーをすることにしました。
そして、その結果がこちら‥。
エントリー者はチケット（抽選券みたいなもの）がもらえる。
1年目は1枚、2年目は2枚、3年目は4枚‥、という具合に抽選に外れて、翌年再度エントリーするごとにチケット数は増えていく。つまり当選確率が上がる。
ボクは1年目だから1枚。そしてチケット総数は20,119枚！？
出走者総数は262人なので262/20,119という狭き門。
外れ続けて7年目、という人もいる。
そして、当然のごとく外れる。まぁまぁまぁ‥。「IZU TRAL JOURNY」や「UTMF」を外した実績を持つボクのやることなので、期待はしていなかったけどね。
ただ1度はどうしても参加しておきたい。もはやアイデンティティの源となっている100マイル。その源泉となった大会なのだから。
来年頑張ります。
