糖質制限食生活はじめました。~いつまで続くかなぁ?

初めて参加した「神宮外苑24時間」は散々な結果だった。
ダメージもひどくて、あれから1ヶ月も経つのに、太もも前には疲労感、その付け根に痛みがある。

走った直後は、吐かないまでも気持ちが悪かったし、まるでスマートじゃなかった。
スマートでいることが正解かは分からないけれど、痛みと吐き気に悩まされる図は、あまりスマートとは言えないし、出来ればスマートでありたい。
24時間のうち、最後の2時間はグダグダだったし(1時間歩いて、1時間ふて寝)、まぁ、とにかく散々だった。

同時に、均質な状況下をひたすら走り続ける同競技の奥深さを知るところとなった。
トレイルランニングのように刻々と環境が変わるわけではないので、自分自身のポテンシャルがどの程度かわかりやすいし、何が足りないのかも明確になる。
※何が足りないって、足りているものなんかないけれど‥
今回上位に入ったランナーさん達も、今回のレースについてブログ等で書かれているが、その探求心たるや、ボクが考えたりすることよりもはるかに論理的で熱意に満ちて、ちょっとしたカルチャーショックを受けた。

そんな中、興味を惹かれたのが「糖質制限食生活」。
要は、日々の食事から糖質を抜いて(減らして)、ケトン体が出るようなカラダになっちゃおう♪ということ。ケトン体が出ると、どんなことがいいのかというと‥。
・ 疲労感が少ない
・ カラダの中で脂肪から糖が作られるので、補給が少なくて済む
・ 補給が少なくて済むから、超長距離走で胃腸トラブルにみまわれる可能性が減る
・ ケガが減る、やせる、心肺機能が上がる、糖尿病になりにくくなるし他の重大疾病にもかかりにくくなる、認知症になりにくくなる etc‥
メリットだけ読んでいると、明日からマルコ・オルモ(58、59歳でUTMBを制した、時を止めたスーパーな人)になれるんじゃないか?と錯覚しそう。
まぁ、どこまで信じてよいのかは分からないけれど(糖質制限には賛否両論があって結局のところ正解か不正解かよくわからない)、超長距離走には向いているようだ。
しかしっ!ボクにとっては‥
・ 炭水化物はほぼ食べられない(ごはん、パン、うどん、そば、パスタなど)
・ 甘いものがほぼ食べられない(ラカントSのようなカロリーゼロの甘味料は少しくらいなら良いらしい)
・ スナックが食べられない(メチャ敵視されている)
・ ジュースが飲めない(まぁ、甘いもんな~)
お菓子大好きの自分には、まさに苦行以外の何物でもなく‥。
幸か不幸か、ケトン体体質になると糖質由来の食べ物には興味がなくなっていくらしいが‥それはそれでさみしい。

ただ、そうしたストイックな生活に憧れのようなものもあり、持久力の大幅アップとなると、「糖質制限食生活」にもそれなりの魅力はある。
何よりも、「やっている(がんばっている)感」が強く、自己満足感を満たしてくれる。それは精神衛生上にも良いのではないのかな、と感じている。

なので、ここは都合よく‥。
・ 何が何でも食べないというしばりは止める
・ 基本的には「糖質制限食生活」を行う
・ 常に意識もしている
・ だけど、飲みに行ったり、外食したりという機会もゼロではなく、そうした状況下で自分を律するのはひどく困難だから、その時は、せいせい楽しむ

ということにする。(それ、がんばっているかな~?)経験的にイチかゼロで物事を判断しようとすると、たいてい失敗する。
中道が良いということ。あとはケトン体体質になるのを楽しみ待つことにしよう。

※ しかし、「糖質制限食生活」を始めてしばらくは、ランニングにおけるパフォーマンスが大きく落ちるらしい。
今週末は「IZU TRAIL JOURNY」なのでスタート前日くらいからは、糖質摂取することにします。