GoTo高尾 100マイル

おととし3月くらいにも行った「GoTo高尾 100マイル」。今回は第2回目です。
前回の記憶としては「とにかく寒かった」という印象しかない。
前半は大雨でずぶ濡れになり、夕方雨が上がったあたりから気温が低くなり、夜半には氷点下までになった。
天候に伴って疲弊度合もいつも以上で、精神的にも随分とやられた。
今回は同じ轍を踏まないようにしないと。

◆ 前半
予想タイムは25時間くらい。
スタートは静岡駅を9時。
今回は天気も良く、気温も大きく下がることは無いようで、まずは一安心。

ファスティング明け数日後の100マイルなので体力的に不安がある。
前回、5日間のファスティングを行った際には2週間くらい体力が戻らなかった記憶がある。
そして案の定、20キロ過ぎくらいから筋破壊による脚の痛みが始まった‥。

それでもそれほどペースが遅れることもなく沼津に到着。
ここからの峠越えを御殿場から越えるか箱根から越えるかで思案。御殿場からの方が負担が小さな印象なのだが小山町を越える道路に歩道がなく、深夜にビュンビュン走る自動車の横を通らなければならないのは怖い。
ドライバーにしてみれば、夜中の峠道を人が走っているとは思わないだろうし、ひょっとしたらウトウトしている人だっているかもしれない。
しかし、より楽な道を選ぶ不精さが、不安を上回り御殿場方面から峠越えをすることにした。
前回は沼津を越え、夜に向かうにつれ気温が下がっていった。目の前の山はうっすらと雪化粧、気温は氷点下でひどく寒い思いをした。
それに比べれば今回の寒さは随分とマシで、むしろ走っている身には過ごしやすいくらいだった。
御殿場に入り夕食休憩をする。

◆ 後半
ご飯を食べて外に出ると、それなりに寒い。
しかし前回の寒かった経験を踏まえ、防寒着は多めに持ってきたし、秘密兵器のマグマカイロも持参した。
マグマカイロを握っていると手先が冷たくならない。手先が冷えないとカラダ全体も暖まり、ウィンドシェルを着ることもなく過ごすことが出来た。
次回から寒さが予想される100マイル企画やレースの時は持参することにしよう♪

補給に関しては、ファスティング直後なので、時々の状況に応じた摂取方法にした。
序盤はおにぎりを食べていたが、消化力が落ちている感覚があったので、途中からウィダーインゼリーとコーンポタージュのエンドレス。中々調子が良かった。
ウィダーインゼリーのような補給食は一般的なジェルと違って味が薄く摂取しやすい。重いというハンデがあるが水分を多く含んでいるから、水を少なめに携帯すればそれほどの負担にもならないのではないか。
というわけで、次回のレースは「ウィダーインゼリー」中心の補給体制で行くことにしよう。

100マイルを走るわけだからそれなりに疲れた。今年は4回100マイルを走った。どれも個人企画ではあったけれど、精神的にも安定していて以前ほど苦労なく走ることが出来たような気がする。ついに自分も100マイルの何たるかが分かってきたか~♪

時間も当初の予定であった25時間もかからず、23時間くらいでゴール。

◆ ゴール後
ゴール後、高雄口駅の温泉に入って一安心。お目当てだったLDA(Living Dead Aid by ANSWER4)はあいにくとお休みだったので、近くの居酒屋でひとしきり飲んだ後、無事帰宅したのでした。