かもがわ100マイル2023 ~最初で最後の①~

「かもがわ100マイル」に参加。
昨年、同じ大会に出て、散々な目に会いました。

 

100milelife.hatenablog.com

 

100milelife.hatenablog.com

被害者っぽく書きましたが、自業自得の結果です。
あのまま終わるのも心残りだし、京都観光も魅力的なので、もう一度参加することにしました。

◆ 対策
昨年は京都の暑さに対応できなかったため、大会一週間前から“暑熱順化”を行う。
具体的には1週間ほど冬ランの格好をして走った。
補給は周回(16km)ごと。エナジーパウダー1袋+ジェル1個。
水分は日中600~700ml。塩分はコンビニで売っている小瓶の醤油を摂取した水分に見合う量、その他電解質はオレンジジュースで摂取。気温が下がる夜間は水分300~500mlほど。
暑さ対策に冷感シャツ、冷感アームカバー、冷感ネックバンドを装着。水を入れたソフトフラスクを持ち、それをカラダにかけて外から冷やす。
胃薬、サプリを定期的に摂取。
これだけやれば大丈夫だろう~。仮に大丈夫じゃなくても問題はあぶりだされるに違いねぇ。

◆ レース前
スタートが昼間12:00なので、早朝の新幹線に乗り、会場に向かう。
会場といっても橋の下。受付を済ませて、スタートまでまったり過ごす。風が吹くと涼しいけれど、日差しが強くて、日向は暑い。参加人数は相変わらず少なくて、主催者さんの話だと100マイル+100キロで40名弱、100マイルは17名?とのこと。
大会あるあるで、他の参加者が速そうに見える。大学生と思しき集団(20名近く)もいて、若さやべぇ、と思う。

◆ スタート
地元の草レースらしく、ゆるっとスタート。
キロ6くらいで、ゆっくりと走り始め、周りの様子を見る。
大学生4名ほどがワイワイしながら先行、そのあと数名が追いかける展開。自分はその後。でも大学生以外は皆慎重に走っているので、キロ6でも何となく前に出てしまう。
そのうち、キロ5:40~5:50台くらいでペースが安定したので、そのまま進むことにする。
良い天気で、日陰などは心地よい。そのため、観光客を含めて人出が多い。
川端沿いに腰かけて語らうカップル、バイオリンの練習をする人、お祭りか何かのイベントに向けて練習する若者集団、楽しそうにバーベキューをする外国人家族。かもがわは何となくさわやかでオシャレ。
とくに川床のある区間は河川敷にも大勢の人がいるため、その間を縫うように進むことになる。
走りにくいが、こちらもかなり非日常な行為中なので、致し方ないかも。

◆ 中盤
60キロを過ぎて日が傾き始める。補給は特に問題なし。カラダに異常も認められない。エナジーパウダーがそろそろ飽きてきたので、エイドで提供してくれるジュースをボトルに入れて飲むようになった。
去年の今時分、けいれんで河川敷にダイノジになっていたことを考えると感慨深い‥。
前を走るランナーは序盤から先を走る大学生のみ。
ずっと互いにしゃべりながら走っていた彼らだったが、ようやく疲れてきたようで、だんだんとバラけて来た。
彼らは参加しているランナー以外にも同じ部(サークル?)の友人たちで構成された団体のため、入れ代わり立ち代わり、選手と並走しながら楽しそうに走っている。
そして、それを追う、単独50代男性。
エイドでの休憩も多くなってきたようで、だんだんと差が詰まり、100キロくらいで先頭に立つ。
イェーイ♪100マイラーなめんなよ♪
でも、夕暮れを迎えながらも気温がなかなか下がらないこの頃が一番つらかった。
タイムもキロ10秒くらい落ちてきたな。