久しぶりのロングラン ~ 一人じゃないやつ

「GW近所グルグル100マイル」から4週間経過した。

多分、160キロ走った影響だと思うけれど、今までずっと疲れが残っていて、疲れと言うのは肉体的なモノだけではなく、精神面にも作用したりしている。
走りたい、という欲求とか、やらねば、という気概もなく漫然と走っています。
個人差はあるでしょうが、最低でも1ヵ月はカラダとココロが追いついてこない感じ。
そんなこんなで、プラプラ走っていた5月。

新型コロナウィルスの流行も少し落ち着きを見せて、世の中を覆っていたモワモワした緊張感も、いくらかゆるくなった気がする。
そんなタイミングで少しばかりのロング走を行ってみた。
静岡市から富士宮市経由で富士駅着のおよそ50キロ。
メンバーはいつもの二人と準レギュラーの某最強女子ランナー。まあまあの田舎を走る4人でのランニングは少人数に当てはまる、と個人的には思っています。
朝の6時に出発。ここのところ一人きりで走っていたけれど、気心の知れた人たちと話をしながら走るのもやっぱり楽しい。
楽しかったからか、それほどつらいこともなく進んでいく。
しかし、気が緩んだせいか、平坦な舗装路でつまづき転倒‥。
ケガも痛いが、転倒したという事実は、その事実以上にショックを感じるんだよなぁ。
・ 予期せぬ動きに対する恐怖
  もう若くないし、カラダが硬いので、大けがにつながる可能性がある。1ヵ月前にやはり転んだ。それから左手首の打ち身がずっと痛い。
・ 格好悪い
  50歳代ともなると、「壮年」である。「壮年」が言い過ぎなら「中年」?下手をすると「初老」‥。
  ナイスミドル?としては優雅に振舞いたいところだ。ハッキリと木の根や大きな石につまづくならまだしも(それも嫌だが)、確認できないほどユルッとした凹凸に足を取られて地面に転がる状況はどう見ても優雅ではない。(でも、転ぶ時って大体よく分からない凹凸につまづく)

手のひらから優雅?に流血しながらも、富士宮に到着。ATCstoreに寄った後、富士市まで走ってゴール。お昼過ぎには終わって、恒例の打ち上げ♪
街は緊急事態宣言下よりは随分と人の数が戻ったようだけれど、以前ほどではない。店内も座席を減らしたりして気を使っているようで、閑散とした感じだ。
ボク達も、なるべく対面にならないように、とかツバを飛ばして大声で話さないように、とか、少し気を使いながら打上げを行った。酔いが進むにつれ、気づかいも薄れてしまったが‥。
一人じゃ走れない、ということはないが、誰かと一緒に走るのも確かに楽しい。しばらくは不便な状況が続くかもしれないし、色々な関係性に何らかの変化が訪れるかもしれない。でも、また楽しく走ることが出来るとよいなぁ。