島田大井川マラソン ~普通にやっちまった

「島田大井川マラソン」に参加。
結果は3:07と何秒か。ちゃんとした結果は見ていないから分からない。
自分なりにひどい結果だった、ということだけは分かっている。
ファンランを除けば、初フルの次に遅かったのでは?
やっちまったなぁ。

■ 前日
ためしに2kmほど、レースペースで走ってみる。
2kmなのに苦しい‥。えっ?何?2kmで苦しかったらあと40kmをどう過ごせばいいの?
途方に暮れる。

■ 当日
スタートが9:00なので6:00くらいに朝ご飯を食べ終え、一緒に参加する〇井くんのクルマで会場に向かう。
天気については雲が多少出ていて、走る分には悪くなさそう。時間が経過するごとに気温は上がってくるだろうから、それは少し心配。
ゴール付近の駐車場から15分ほど歩きスタート会場に向かう。

■ スタート直後
知り合いとしゃべっているうちに何となくスタート。
今日の状態を確認すると、昨日と同じ感じ。早くも苦しいじゃん。
残り41kmあるのに~っ。
目標であるサブ3は難しいことを悟る。
かと言って、他に達成したい目標もない。
こーなったら行くとこまで行ったろうじゃないか~っ!我ながら似合わないマッチョな思考、というか破れかぶれというか、とにかくこのまま進む。

■ ハーフまで
ペースが落ち着いてきて、前後のメンバーが安定してきたところ、蛍光オレンジシャツの二人組がいてその周囲にランナーが大勢走っている。ペースメーカーなのかな?まぁ、ついていくか。
しかし、随分走っている気がするなぁ、そろそろ20kmくらいか?そう思い時計を見たところまだ15km?!
オレ、終わっているな‥

■ 後半
ようやく折り返しを迎え、懸案の復路へ。大井川上流へ向かうので基本登り。
折り返してすぐに疲労度アップ。ペースダウン。
それでもしばらくは頑張ってみたが、残り20km頑張る自信がない。
そもそもハムストが痛くなってきて、脚が前に出ていかない‥。
最初から「ダメだな」って気でいるので“30kmの壁”のはるか手前23kmくらいで壁が訪れた。
初フルも30km手前で力尽き、「30kmの壁の前に壁が来たら、どう対処するんだろう?」と途方に暮れていたっけなぁ。
ノスタルジックな気分になりながら、いっそのこと歩こうかとも思ったが、〇井くんを待たせるわけにもいかないし、歩いて解決することなんて何もないから取り敢えず走り続ける。
ペースはどんどん落ちていく。そのせいか心肺的には苦しくなくなってきた。苦しくないならペースを上げればよいのだが、脚が全然動かなくてペースが上がらない。

■ なぜこうなった?
走りながら「なぜこうなった?」かを考える。
補給か?水分か?ケガか?調整失敗か?
何か原因を考えるけれど思い当たることが無い。これじゃあ、ただ衰えただけじゃん。それはイヤなんだけどなぁ。
いっそのこと、つまづいて捻挫でもしたい。痛いのもイヤだけど。
30kmすぎにいったんゴール会場をスルーするのだが、ゴール会場付近だから応援がいっぱいいる。
中には知り合いもちらほら。あ~この体たらくを見られたくない。顔にモザイク掛けたい。なるべく存在を消して走ろう。

■ ゴール
そうは言っても、何人かに応援される。ありがとう‥。
ほぼキロ5くらいまでペースを落としながらゴール。疲れた‥。

■ なぜこうなった?その2
結局のところ、ピッチ走法が自分になじんでいなかったのだろう。ピッチ走法を始めてから繰り返されるハムストの痛みは、動きに対応できていないからに違いない。発展途上とポジティブに考えて、ピッチ走法をがんばろうっと。次だ次だ。

■ 追記
後日、大会主催者から荷物が届いた。
どうやら飛び賞だったらしく日本酒が送られてきた。
ゴール直前に一人抜かれたが、アレが良かったか。
知らなかったなぁ。ラッキーだったなぁ。ありがたくいただきます。